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2007年2月23日 (金)

おかえし

11ndhtzqyjl村山桂子 作、織茂恭子 

幼稚園向きかなと思ったら、甘い、甘い。意味を深く取れば、なかなか風刺のきいた物語だ。たぬきの家の隣に、きつね一家が引っ越してきて、「お近づきに」と引越しの挨拶にいちごを持参する。「お返ししなきゃ」とたぬきはすぐさま手土産を携え、きつねの家を訪ねるのだが、そのまたお返しにきつねがやってきて、これが延々と繰り返される。もう持っていくものがお互いになくなり、お互いの一人息子を手土産にしてしまう。 気がつくと、自分のものはすべて相手の家にあり、じゃあいっそのことと、家まで…。きつねもたぬきも一生懸命で、人間のように見得をはる感覚ではないのだけど、どことなく、人づきあいに勝手に疲れてしまう主婦像と重なり、私にとっては、社会派の絵本だ。

もちろん、子供はそんなうがった見方はせず、きつねとたぬきのなりふりかまわないお返し攻撃を大喜びしていた。絵の、小物も丁寧に家庭的に描き込んでいるのがよかった。「この花瓶、いいなあ」「椅子も好みだよ」と大盛り上がり。小5の息子、そんなに喜んでいていいのかい?

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