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2007年12月18日 (火)

主婦のプロ

早いもので、もう12月も半ば。PTAでの広報委員の仕事も、来年3月に発行する号を一つ残すのみで、次回は最終号だ。その打ち合わせということで、昨日、メンバー5人でミーティング。同じマンションに住む広報委員長宅へ、皆で押し寄せる。同じマンションどころか、階まで一緒なので、30メートルの距離だろうか。

広報委員長は専業主婦。お邪魔するたびに思うが、さまざまな雑貨が飾られ、掃除が行き届いていて、生活を楽しむというセンスにあふれている住まいだ。コーヒーカップひとつ、ナプキンやスプーン一つ、形といいデザインといい、選び抜いたという感じ。お茶を出してもらうたび、お客である私を含むメンバーは感嘆の声を挙げてしまう。「いったい、どこで売ってんの?」「どうやって探すの?」

あるものは、100円ショップ、あるものは自分やご主人の手作りなど、既存のものにとらわれない視点で必要なものを揃えている。その情熱というか、徹底ぶりに驚くけど、さらに私が驚いたのが、彼女の気配り。午前中だけと思っていたのに、感嘆なお昼がすいすいと出てきて、もちろん、コーヒー、紅茶、日本茶と、タイミングよく運んでくれる。おいしい、楽しい、と、彼女のもてなしの笑顔とですっかり皆くつろいでしまい、たっぷりと夕方まで居座っていたのであった。

ミーティングから一夜あけて今朝、私は突然、「昨日は、座ってお茶や料理を出してもらう側は存分に楽しんだけど、果たして彼女は、ずっとキッチンと私たちの間の往復で、こまごましたことを次々一人でこなして、実は、楽しいどころではなかったのでは?!?!」と今頃遅いのだが、気になって仕方なくなった。で、電話。「楽しかったんだけど、申し訳なくて、気になったの」「私、そういうの好きなの。みんながくつろいでくれると、本当にうれしい。本当よ」と明るい声。

彼女はいつもそう。さっと裏方に回って、片付けをしてたり、何かを用意したり、次の段取りをしたり。「こういうことしかできないから」と彼女は言うけど、心底、すごいと私は思っている。見返りを期待しない気配りって、どれだけ貴重なことか。

主婦業にも適性がある。専業主婦を勤めるのも、能力の一つだ。評価されにくこと、きりがないこと、外部とのつながりが希薄なこと、自分の時間がありそうでないこと。どれもが、私にはなかなか受け入れられない。彼女を見ていると、周囲の人を居心地よくするため、自分の労力をいとわない姿勢に、こういうのが専業主婦のプロだなあと思う。掃除が手早いとか、料理上手とか、家計簿をきちんとつけているということとはちょっと違うけど。

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