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2008年6月 3日 (火)

家族

昨日、子供たちと亡くなった父のことを話した。同居ではなかったものの、私の仕事の都合で、しょっちゅう預けていたので、よく父に慣れており、特に長男と父はいいコンビだった。長男の甘いもの好きや機械類の分解好きは特に父仕込みで、その具体的な内容を聞くと、とても心が安らいだ。

聞けば聞くほど、私の知らなかった父がそこにいて、私の子供たちの心の中に生きていることに気づかされる。「おじいちゃんと高原ビールに、30回、いや40回は一緒に行ったよ」「そんなに行ったの?」「行くと必ずアイスクリーム食べたよ」  「一緒に寝るとおじいちゃんはとってもあったかかった。だから一緒に寝るのが好きだったよ」  「おじいちゃんは、日の出と日の入りのときの温度を日記に書いてたよ。そして大事なことは、赤ペンで書いてたよ」  そんなこまごましたことを聞くと、私はどうして知らないんだろうとまた涙が出てくるのだけど、これから先も何十年も、父のことを覚えてくれている人がこんな身近にいることが、とてもとても私を落ち着かせてくれる。

どうして人は家族を持ち、子供を持つのだろう。ずっと、そういうことに理由を探してきた私。今回のことは、私自身の家族や子供がいなかったら、とても乗り切れない。これからも。子供が父との思い出をしっかり持っていることで、たとえ父が亡くなっても、その存在は次の世代に受け継がれていると実感したら、とても慰められる。救いになる。本能的にこうした寂しさを知っているから、家族を持ち、次の世代を持つことを自然に求めるのだろうか、なんて無理矢理考えてる。

ようやく友達に報告できるようになった。

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