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2009年6月10日 (水)

守り人シリーズ

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最近夢中になって読んだ、上橋菜穂子さんの“守り人シリーズ”。弟が、「ハリー・ポッターより面白い」と力強く言うので、本当かしらンと思い、手に取りました。

読み始めたら、あっという間に一週間が経過。「ハリー・ポッター」の最終巻上巻以来の読書タイムが待ち遠しい寝不足の一週間。(下巻は、自分の手違いで図書館に予約し忘れ、あと48人待ち。これもなかなか辛い) 

大人が読んでおもしろいファンタジーというジャンルが、日本人の書き手によって存在していることに驚いています。もともとは子供用に書かれたものを大人向けに書き起こしたということですが、話のスピード感、キャラクターの魅力、それでいて民族や自然の神秘といったものが加わった世界(彼女は文化人類学者)があり、川や風の気配を主人公とともに共感するような、なんとも心地よい入りやすいストーリーです。

私は、勝手ながら、日本の湿度を感じるような背景の小説が苦手で、欧米のからっとした空気を感じる小説を選ぶことが多いのですが、この本によって、もうちょっと日本人の作家の本も読まないともったいないと思いました。日本の山や川の気配や自然に対する畏怖、信仰のとらえ方は、日本人の作家でなければ伝えられない。

特に、「闇の守り人」は、死んでしまった人に対する思いや魂の交流が、そうあって欲しいと私の思いを反映するかのように描かれていて、最終章は気持ちが同化してしばし呆然としておりました。

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コメント

あら、
ハリーポッターならうちにありますよ。
今度お持ちください。
ちなみに、私はまだ2巻で挫折中です。

ありがとう! 棚からぼた餅ならぬ、ブログからハリポタですな。

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