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2010年4月26日 (月)

プロの力

父の三回忌があり、家族や親戚とともに、近くのホテルでお斎(おとき)をとりました。

好き嫌いのある我が家の二人の子どもたちは、出される料理に毎回ワガママを言って、親戚の手前、私は自分の日々の躾が甘いんだわぁと情けない思いをしています。葬儀後の精進落とし、一周忌、そして三回忌と、毎年親戚とともに食事をする場が続いているので、私も何とかしたいと注意するのですが、ナマイキに堂々と言い返し、そのたびに私が赤面ですbearing

今回も食事が始まった途端、「湯葉なんておいしくない」「このコリコリしたやつ気持ち悪い」「ソラマメは甘くない方がおいしい」など、言いたい放題。「文句ばかり言っていないで、食べてみなさいangry」と私もついつい、ヒートアップ。ナサケナイ…と思っていたら、ある人のおかげで、事態が好転しました。

私たちのテーブルを担当した給仕長は、40代くらいの男性。その人が、子どもたちが料理を残していると、「がんばってもう一つ食べよう」と小さい声で話しかけているのです。私に言われれば文句を言う彼らも、知らない人から声をかけられると、黙って従うしかないみたいで、文句を言うのをやめて食べ始めました。なかなか進まずにいると、食べる終わるまで彼が脇に立っているものだから、子どもたちにとってはこれまでに体験したことのないプレッシャーnote 

結局、普段は残すものもすべて食べ、「がんばったね」とほめてもらって、チョコレートアイスをサービスしてもらったのでした。

私が感謝したのは言うまでもありません。

つくづく思うのは、子どもは親の言うことはなかなか聞かないということ(私がそうだったcoldsweats02)。親だけでは力不足ということ。いかんとわかっていても、親はついついヒステリックになってしまうし、子どもも甘く見る。普段の子育てに私の努力が根本的に欠けていると思うものの、やはりサポーターは必要。

見ず知らずの人から声をかけられる機会が少ないいま、我が家の子どもたちは、言いたいことを声高に主張し、周囲の人がどう思うとか、自分がどう見られているかいうことになんて鈍感なんだろうと感じます(どうやらウチの子だけではないらしい)。学校でも給食を嫌いだからと残して「みんなそうだから」と別に何を感じる経験もない。知らない人に、「食べよう」とニコニコしながらもピシッと言われて、今回はさぞかしびっくりしたことでしょう。

さまざまな親がいるから、あの給仕長も、ひと声をかけるには、けっこう気を遣ったのかも知れません。しかし、いろいろな人を見ているからこその、プロとしてのサービスだったと思います。

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