無料ブログはココログ

« この高揚感は何だ?! | トップページ | 印象がガラリと変わった »

2010年8月19日 (木)

隼とHAYABUSA

今日ははやぶさに縁のある日だった。

一つめは、鳥の隼。NHKの番組で、カンムリウミスズメという鳥のことを知ったのだが、それの天敵。

カンムリウミスズメは、まるでペンギンの羽がちょっと長いような姿で、鳥なのに飛ぶのが得意ではないという。ふだんは、海で泳いでいるか、浮かんでいるかでなんなのどか。しかし、個体が減っている貴重な鳥類。探してみたら、以前のダーウィンが来た!で特集されていた。

飛ぶのが苦手な鳥ということよりびっくりさせられたのは、繁殖のために、飛べないのに50メートルもの高さの崖で産卵・胞卵すること、そして、孵化した翌日、雛は親について巣立ちすることだった。

50メートルの高さの切り立つ崖から、親鳥は飛んで、しかし雛は飛べないので、転がり落ちながら海に戻る。島の崖では、隼や烏に狙われて危険なため、夜の闇に紛れて、少しでも早く海に戻りたいようだ。

そして、海で親と合流し、沖に帰る。
雛が崖から降りる様子は、なんとも痛ましい。時には岩の窪みに落ちる雛、蟹に捕まる雛がいて、なんで生まれた翌日にこんな試練があるのだろうと思う。撮影スタッフも、危険を押しての撮影だっただろう。それに加え、被写体たちの過酷な生き様を見ながら、どんな気持ちで撮影を続けたのだろうか。

海で再会するために、親鳥ができることは、ひたすら雛を待って鳴くこと。親鳥の声が切なく、耳から離れない。そして朝方まで待っても雛が合流できなかったら、親鳥はあきらめて沖をめざす。雛の試練は続く。沖まで、ほぼ一晩中泳いで、安全な地帯まで行かないと、餌ももらえない。生きるエネルギーを目の当たりにした。いまの私の子育ては、ぬるま湯だなぁ

もう一つのはやぶさは、この6月におおいに湧いた探査機のHAYABUSAだ。映像にしたものがあると知り、どうしても見たかった。幸い、割と近くのプラネタリウムで上映する機会があり、行ってきた。電話すると、夕方の上映だけど、昼の時点でもう半分席が埋まっていると言われ、あわてて出かけた。

Img_4246

プラネタリウムに行ったのは、いったい何年ぶりだったのだろう。それが思い出せないくらい、新鮮に見えた。施設も映像のレベルが格段に上がっているに違いない。

肝心の HAYABUSA BACK TO THE EARTH は、どちらかというと感傷的で、もっと科学的な説明が欲しかったな。とはいえ、よくわからないことばかりだったけど。イオンエンジンとか、地球スィングバイとか。映像も迫力満点。ふだんはあまり3Dは好きではないけれど、こうした宇宙のように、行くことのできない世界の疑似体験を共有するには、ありがたい技術だと思う。

まるで機械に生命や意思があるかのように感じてしまうのは、日本人独自の感性なのだろうか。このHAYABUSA人気、自分の気持ちも含めて不思議に思う。

« この高揚感は何だ?! | トップページ | 印象がガラリと変わった »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203296/49192982

この記事へのトラックバック一覧です: 隼とHAYABUSA:

« この高揚感は何だ?! | トップページ | 印象がガラリと変わった »

最近のトラックバック

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31