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2013年10月11日 (金)

鎌倉、葛原岡;大仏ハイキングコース

子供の秋休みを利用して鎌倉散歩に行った。

同じ県内にありながらなかなか足を向けずにいたが、行ってみるとなんと近いことか。最寄の駅まで車で行き(30分)、そこから1回の乗り換えを含め、電車に乗っているのは実質20分ほど。あっけない。

ルートは北鎌倉を起点に、円覚寺、東慶寺、浄智寺、源氏山公園と進み、大仏のある高徳印、長谷寺を巡り、鎌倉駅まで行くコース。特にどこをたずねたいという目的がなかったので、寺あり、山あり、商店街ありのコンパクトに楽しめるコースにした。

結果、ハイキングゾーンは、それほどきつい山道ではないものの、約1時間、アップダウンのある中を歩き回り、かなりの運動になった。おりしも、10月としては観測史上最高の、真夏日を記録した日。海が近く山の上と言っても、日差しは真夏のようで大汗をかいた。これは少し想定外だった。

何箇所か巡った寺では、東慶寺がもっとも気持ちに残った。こじんまりして手入れがゆきとどいた、野草や花の美しい寺だ。縁切り寺、駆け込み寺とも呼ばれる尼寺で、女性の立場を擁護したり、離婚の申し立てができ、裁判所的な機能もあったらしい。宝蔵館にはさまざまな証文が残されていて、相手(男性)を威圧するかのような気持ちのこもった文字は、怒りや女性を守る思いを感じた。差出人である尼僧の署名が、証文の中で飛びぬけて大きいのだ。

また、証文を入れる文箱がいくつかあった。細工や漆の技術のすばらしさはもちろん、蜘蛛の文様を描いた鏡箱、鳥の文様がかわいらしい蒔絵の炉。遊び心と技術が一体化したすてきなものばかり。

鎌倉駅前の小町通りも久しぶりだった。平日なのに、修学旅行の学生も含め、多くの人たちでにぎわっていて、集客力に感心する。20年ぶりくらいで行ったので、店の変化も大きい。甘味屋や喫茶店など変わらず老舗としてますます貫禄を増している店がある一方、豆菓子の専門店や、紫芋の菓子専門店、胡麻の菓子専門店など、いま話題になっている食べ物のお店もたくさんあり、幅広い年齢層の女性客で賑わっている。私たちも旺盛な意欲とともに歩き回り、試食し、観光気分を満喫した。

長谷から鎌倉駅までに向かう、わき道の商店街も歩いて楽しい場所だった。上質の靴や骨董、おしゃれな小物の店などが揃い、ファッションにこだわりのある人たちが訪れる場所のよう。街全体に流れてい空気がしゃれている。

ビブリア古書店のモデルになった場所や店を、今度は訪ねようか。

古いものと新しいものが仲良く美しく調和している街はそうそうない。住んでいる人たちの努力も相当にあるのだろうな。敬意を払いたいと思う。

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