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2014年1月13日 (月)

石庄庵(神奈川 秦野)

今年最初の、家族でのそば。家族の提案により、店から4キロほど離れた公園に車を止め、店まで歩いた。

「石庄庵」は以前は国道246号線沿いにあり、いつも車がたくさん停まっていた繁盛店。2回ほど行ったことがあった。2007年に以前の場所から4キロほど山側に移転して以来、初めての訪問だ。

HPによると、ご主人は、そば打ちだけでなく、原材料であるそばを自分で育て、そば会を主催して、会員とともに収穫することにも重きをおいている。そばの栽培にも関わってそば店を経営している人は全国で何人かいるけれど、関東近郊では、「石庄」は本格的な店だと思う。それ以外にも森を守る運動やホタルを鑑賞したり、自然を大切にする気持ちを店を通して表現している。

移転する前よりも店はぐっと広くなり、何よりも、店外にある待合が楽しい。四季の美しい写真を展示したり、鶏や鴨、あひる、犬と身近で触れ合えるになっていたり。何箇所かに炭火が用意され、それにあたると心がほかほかしてくる。くみ上げた地下水がちょろちょろと流れ、飲んだり手を洗えるようにしてある。大人が童心に帰るような場所だ。なぜ山ン方へ移転したのか、気持ちが少しわかる気がした。

店内のそばの打ち場が2箇所あり、どちらもきちんと片付いている。さっきそばを打ちましたと、使用したばかりの雰囲気の店が多いが、こうしてきっちり片づけが行き届いているのは、心がけがすごいなと思った。

そばは、十一の手打ちそば、太めの田舎そば、変わりそばを提供している。自分で栽培したり、契約農家が栽培した地元のそばを使い、自家製粉をし、手打ちで仕込んでいるとのこと。

予約客はコースで注文しているようで、次々と料理が運ばれていた。フリで訪れた私たちは、十一そば、天せいろなどオーソドックスなものを注文。

十一そばは抜きの実を粗めに挽いたそば粉を使っているようだ。細打ちでこしがあり、とてものどごしがよい。そばは160gくらいだろうか、量が多めなのも嬉しい。もり汁はカツオがきいている。少し甘味が強く感じられた。少し濃い目のそば湯を加えると、だしの香りがぐっとのびる。

天ぷらは小さめながら点数が多く、彩りをよくして目を楽しませてくれる。衣は薄めで、いくらでも食べられそう。

薬味はさらしねぎと本わさび。

基本がきちんとしたそば、汁を楽しませてくれる居心地のよい店だと思う。移転してやりたかったことをやっている感がいいな。決して押し付けじゃないし、おもてなしになっていると思う。今度は平日に、さらにのんびりした雰囲気の中で味わいたい。

それと

店に来るまで、羊のいる牧場、馬やポニーのいる乗馬クラブの脇を通り、店で鴨や柴犬と遊び、帰りは野鳥や、カラスに追いかけられるノスリを目撃。生き物の息吹にあふれたそば散歩になった。

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羊って、ボーッとしているようで、本気ダッシュすると速い。


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ジョウビタキのメス。可愛いんだな。

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2羽のカラスがノスリを追いかけてイジワルをしていた。この寺山地区をもっと山の方に登るとヤビツ峠に至るが、その途中の菜の花台という見晴らし場所は、春はタカの渡りが
見られるスポット。

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お店のすぐそばの畑の柿の木。蔦のようなものがからまり、寒の時季というのに、ふさふさとして新しい命を得たような力を感じさせる。

自然との共存を店という形にして伝えている「石庄庵」。店に着くまでの数キロの道のりにこんなたくさんの自然からのメッセージがある。次回も、どちらも楽しみたいと思う。

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