無料ブログはココログ

« 薄切り肉を冷凍するときのヒント | トップページ | 手作り ジュエリーポーチ »

2014年9月22日 (月)

裏山の奇人

近頃楽しんで読んでいるものに、HONZというノンフィクション本を紹介するサイトのメルマガがある。そこの抱腹絶倒のコメントに惹かれたのがこの本

昆虫学者が書いたこの本は、本人の奇人ぶりだけでなく、彼の目から見た世界から伝える力に優れ、読み出すと止まらない、ジェットコースター系の本だ。何よりも虫を愛し、ひたすら、そしていまも虫を追い続け、研究対象というよりも、仲間? 敵? 恋人?

私は平凡な人にありがちな、虫は得意ではない人類のひとりだ。まだ数十年あろう平凡な人生の中で、童話以外に虫を扱った活字だらけの本を読むとは思わなかった。せいぜい、ハラペコあおむしとか、みつばちマーヤの冒険(アニメだった)が記憶に残る。

そうだ、この本は、虫をテーマにしたある学者の記録というより、ヒトの形をした昆虫人の、けっこう壮絶な人間界でのサバイバルストーリーかも知れない。

何しろ、本人は必死。観察のためにどれだけ蚊に刺されようとも、カラスの仲間になるために数時間待とうとも、ヤマネと会うために夜中寒い思いをしようと、さまざまな虫や動物に会うための必死さが滑稽というより愛を振りまく。彼の語りに乗れば、普通の裏山や学校や広場が、ワクワクの探検場所になる。ちょっと真似はできないけれどねー。82年生まれのご本人、現在も、初めて昆虫と出会って感動をした2歳のままのようだ。

虫にかかわらず、生き物好きな人、人間という生き物も含めて、生き物好きな人におすすめしたい本。また読み直したい。そして、(ご自身の)驚きの生態を披露してくれた著者の小松氏には、さらなる続編も願いたい。次も必ず読む!

« 薄切り肉を冷凍するときのヒント | トップページ | 手作り ジュエリーポーチ »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203296/60358748

この記事へのトラックバック一覧です: 裏山の奇人:

« 薄切り肉を冷凍するときのヒント | トップページ | 手作り ジュエリーポーチ »

最近のトラックバック

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31