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2015年4月

2015年4月22日 (水)

思いがけなくおいしい筍

ずっと天気が悪かったんだと気づいたときにはもう遅い!
野菜が、みごとに値上がりしてしまいましたネ

一週間を越えると、もうあれよあれよという間。

そのせいで、今年は筍が2割ほど高めのようです。

それが、今年は仕事の縁で、水煮の筍をたっぷりと頂きました。
Img_4551

直径は15センチほどもある、太めの孟宗竹です。3パックも頂いちゃった。

買い物をしていると、国産筍の値段の高さには、本当に驚きます。こぶし1つくらいで、800円くらいかな。中国産なら100円で買えることもありますが、何気に値上がりしている…

このサイズで、鹿児島産。しかも宮内庁御用達とあるから、品質もきちんとしていることでしょう。大喜びしました。

ですが、レトルトだし、鮮度のよいものを自分で下茹でした筍より風味はかなわないだろうと思ってました。

が、が、

煮物、筍ご飯を作ったら、通常この太さならガチガチに筋っぽい根元が、コリッと心地よくやわらかく、おいしいのです。香りもとてもよい。

頂いた方に聞いたら、工場で大鍋で下茹でしているから、一般家庭で茹でるよりやわらかくなるのではということでした。私は、圧力をかけたりして茹でるのかなと想像。

充分にやわらかく風味がよいので、茹でてあるものをさっと湯通しするだけで、下煮もせずに、筍ご飯と味噌汁に入れました。家族には大好評でした。うちで仕込むのより、ずっとおいしい。

最近思うのです。
和食、特に日本料理の世界は、何もかもが高くなってしまう。器も、国産、天然の材料も。そこに人件費が加わって…ま、以前からもですが、富裕層の食べ物として一般の人には関係のない食べ物になっています。

そのことは仕方ない、変えられないと思っていたのだけど、こうして工場で下茹でされたおいしい筍を食べたら、何もかもイチから手がけるのではなく、こういうものを活用して、省力化しながらおいしいところは上手に生かす知恵もアリかと感じます。そうしながら価格を下げることができれば、もう少し手の届く価格帯の日本料理を何度も楽しむことができるのでは…と思ってしまいました。

日本料理は、あまりにも特殊過ぎる価格帯。お金を出せる人が食べればそれでいいのかも知れないけれど、でも、あのおいしさを楽しむには1食数万円かけなければというのは、1年に1回も楽しめません。手をかけるところ、抜くところを合理的に取り入れた、そしてもう少しお財布にやさしい日本料理というジャンルの登場を期待したいのです。

人生折り返すと、日本料理のおいしさがしみじみと体に行き渡ります。もっといろいろと食べたい、と和食への愛が強くなっています。

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