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2015年5月 1日 (金)

進化する書店にエール

しばらく買っていなかった料理の月間専門誌が、ようやく待望の特集をやると聞き、発売日当日に近所の書店に行った。

が…ない。ない。雑誌自体がない。いつもあったのに。店員さんに確認すると、その書店で売り上げが少ないことから配本があまりないのだという。

書店で雑誌を手に取り、匂いをかいで買いたかったので、電車に乗ってとある大型書店に行ったが、やはりない。神奈川西部の期待の大型書店なのに! 店員さんに尋ねたら、そこではそもそも扱っていないのだと言われた。

大型書店(確か売り上げは国内で4位だった)の規模であれば、取次に配本を断る権利があるのだろうか、大型書店であれば、ジャンルは広く、多くの種類の本・雑誌を揃え、並べてあるものではないかと思っていたのだが、どうやら私が浦島太郎化しているらしい。しかし、考えてみれば当然かも知れない。

データ化やデータ分析が進み、売れる売れないがはっきりとわかれば、売れる可能性が低いものは、切られても仕方ない。

もはや、こんな本がありますよ~とカタログ的に出版物を並べていた時代ではないんだなぁ。毎日のように新刊が届く書店では、一年に数冊が売れるか売れないかというタイプの本は、レギュラーの場所は確保できないだろう。

自宅で調べれば、アマゾンで新刊ばかりでなく中古も入手可能。図書館のオンラインを利用して予約すれば、県内中のからタダでたくさんの本を読める。

その一方で、近所の書店で、自分が直接手にしたい本に触れ合えにくくなったわけだけれど、書店が、個性を示し始めている。その書店独自のフェアや工夫したポップやランキング。カフェや読み聞かせ。子供コーナー。売りたいものや力を入れているもののアピールは、小売ならば当然のことだった。

今回は、結局はアマゾンで買った。交通費はかからない、中一日で届く。レビューを参考にしたり、類似本があればより希望にあったものをチョイスできるから、その便利さや恩恵は計り知れない。

しかし面白いことに、以前より図書館を利用したり中古本を買うことが増えているのと同時に、そうやって浮かせた分、どうしてもほしい本を手に入れ、蔵書は減ってはいない。

憂うよりも、生き残っている書店が売り込む本に、もう少しおおらかに関心を持とうと思う。時には電車賃もかけ、書店から発する情報を楽しもう。これまでになかった出会いが、書店から始まることに価値を感じて。

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日本料理の特集、待ってました!

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