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2015年7月

2015年7月 9日 (木)

健康は、自分で作り出すもの

年に一回の歯科検診に行ってきた。

検診は、どうしてこんなに毎回気が重いのだろう。予約を入れるのにエネルギーが要る。幸いに大きな問題点はなく、行ってよかったと、これほど心が軽くなるものもない。ほっとしたのと同時に、歯科医である友人の話が、とても印象に残った。

女性は、閉経したあと、骨が弱くなりやすく、歯も影響を受けやすいこと。

歯の健康には、バランスの取れた食事や適度の運動が大切なこと。

そして、適度に日光に当たることが、歯にも大切だということ。

歯をきちんと磨くということはよくわかっているつもりだけれど、もっと生活全体、そして人生全体を見渡して、自分の健康を考える機会が大切だなぁと思う。

つい先日、ニュースで、いまの若い女性の栄養摂取量が、食料不足だった終戦直後の状態より悪いと知り、いったいどうなっているのかとびっくりした。痩せ願望が、ますますエスカレートしているようなのだ。痩せて美しく見られたいという気持ちはわからなくはないけれど、けれど、けれど…なのだ。

いま更年期という、自分では抗えない自分の体の変化に向き合っている身としては、いかにここから、人生後半の約30~40年間に健康をキープするかが大切なテーマだ。更年期だけでなく、思いもかけないことで体を傷めたり、体力が落ちていたり、体の衰えを実感するのは日常茶飯事。

あと30~40年って、けっこう長いものだ。それを、若い時期に健康をそこねるような体の作り方をしてしまったら、女性の人生の後半、いやいやその前に、出産や授乳という自分ではコントロールしようのないイベントのときに、ベストの状態に持っていけなくなる。

若いときのコンプレックスは辛いものだけれど、無理することでそのあとに取り返しがつかないことが起こる可能性があることを、きちんと教えなければいけないんじゃないだろうか。

結婚しているもののキャリアを優先して子供を産むことを40歳以降に人生設計している人の高齢出産や不妊問題が話題になったとき、私はとても違和感を持った。自分の体であっても、予定どおりに妊娠するか出産できるかは、本人だってわからないことなのに、どうして予定通りにいくと思えるのだろう。周囲に数人は不妊の悩みを持つ人がいるものだ。そういうことを知れば、妊娠は20代で健康だからといって、自分の望むようにいくものではないと学ぶと思うのだけれど。

結局は、自分で考える力や、疑問に感じる力が育たないと、周囲の価値観に振り回されてしまう。

友人も、多くの人は、日光に当たり紫外線を浴びるのは体に悪い、皮膚ガンになりやすくなる、シミができるから悪とすぐ思ってしまうらしいと言っていたが、実は私もその中のひとり。実際は、極端な場合や、人種的に日光に弱い場合は注意が必要ということらしい。

根拠もよくわからないまま、常識と思い込んでいることを考え直す必要が、いろいろな面でありそうだ。健康は自分で守り、維持していくものだと思うから。

2015年7月 7日 (火)

日本料理、ガラパゴス化と呼ばれる中で

和食が世界文化遺産に認められたのはよいことなのだと思うが、それ以来、混乱が深まるばかりのことがある。

世界文化遺産で言っている和食と、

家庭料理で言っている和食と、

日本料理屋さんで言う和食と、

最近の海外での和食ブームの意味する和食があって、

どれもが和食なんだけれど、あまりに範疇が違う。

私が感じるところでは、

世界文化遺産の和食→一汁三菜

家庭料理の和食→おばぁちゃんぽい昔からの料理

日本料理屋さんの和食→会席、もしくは懐石料理

海外の人から見た和食→懐石、会席、すし、そば、うどん、カレー、とんかつ、やきとり、天ぷら、牛丼…

形式や、食材、料理法などの特徴が、あっちゃこっちゃでからまり合っているから、どれもが和食ともいえるし、決め付けるには不自然でもある。

だけど、そろそろ使い分けが必要ではないかしらん。

新聞やネット記事などで「和食が人気」と書かれていると、それは海外のラーメンやとんかつ。「和食の未来は厳しい」と書かれていると、高級日本料理としての和食。

同音異義語と同じで、前後の文脈で内容を判断している感じ。きちんと定義づけしていかないと、どんどん収拾がつかなくなりそうだ。

いまミラノ万博の日本館では、会席料理としての日本料理を提供しているようだ。値段が高いと訪れる人に言われつつも、「そういうもの」と認められ、評判もそこそこらしい。同時に、日本館では、カレーとかラーメンも、和食として紹介されている。ここでは、外国人からの目線による定義として、和食とは、日本で食べられている日本オリジナルの料理と定義されているのだろう。

しかし、いま人気があって元気のあるラーメンやすし、すきやきといった和食は、世界文化遺産の和食、一汁三菜とはかけ離れていないか?! 一汁三菜の形式を重んじて提供する懐石料理は、ほとんどの日本人、食べたことがないんじゃないか?そしてガラパゴス化しているといわれても反論できないんじゃないか?

日本人にとっての和食を、現実的な意味で定義しないと…

それにしても、世界遺産って、本来の意味よりも、それでひと儲けしたい人が欲しくて仕方ないお墨付きみたいになっちゃって、あんまり増やすのもいかがなものか。


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